花火撮影用にREVERSE 0.6
【KANI】REVERSE 0.6 150mm x 100mm
【KANI】REVERSE 0.6 170mm x 150mm
先月9月から発売したREVERSE 0.6は花火撮影家に広まりつつあります。
ユーザーの意向を伺い、思い切って製品化に繋げた製品です。
REVERSE0.6(最大値ND4)花火の撮影時、写真中央部に当たる箇所にスターマイン等の明るい花火が多く打ち上げられることがあり、その箇所の減光対応がREVERSE0.9(最大値ND8)では濃すぎるという意見からREVERSE0.6の企画が始まりました。
今後もメーカーとして強い想いで作り出す製品とユーザーからの意向を伺った形での製品作りをすすめていきたいと考えております。
飯塚様撮影写真
コメント:Reverse GND0.6フィルターの減光効果の高い部分を前景の夜店の辺りに適用しました。作例のシャッタスピードは22秒でしたので、フィルターを使用しない場合は間違いなく白飛びし、RAW現像時のハイライト補正でもリカバリ出来ない事がありますが、フィルターを使用した事で白飛びすることなく適正露出を得られました。またフィルターの色被りが少ない為、花火の色も綺麗に撮影できました。
猪狩様撮影写真
コメント:通常のNDフィルターは減光され過ぎてしまい、特に和火花火系の色のりが悪くなってしまったり、風景部分が暗くなりすぎてノイズがのりやすくなるのですが、その点Kani Reverse 0.6では境界線のコーティング処理(グラデーション感)が良く、スタマで飛び易い一斉打ちや早打ちの下層部分を良く減光できると思います。またグラデーションの境界線部分にも僅かにソフト感が効いてる為、風景部分に違和感が出にくい特性になっていました。
小野様撮影写真
コメント:写真のようなワイドスターマインの場合、上部に尺玉、下部に一斉打ちや早打ちが上がることが多く、明るさが異なるため通常の撮影だと下部を白飛びさせてしまうことが多々あるのですが、Reverse GND0.6によって下部の白飛びを抑えることができました。GND0.9よりも適度に抑えることができたと思います。
垣様撮影写真
コメント:花火と地上の風景を入れて撮影したい場合、地上の風景に露出を合わせてしまうと、明るい花火が白飛びしてしまいます。白飛びを防ぐために、ハーフNDフィルタを用います。ハーフNDフィルタにはいくつかの種類がありますがKANI REVERSE 0.6 はND部分との境目のグラデーションがきれいで、このような超広角レンズを用いても、違和感のない写真に仕上げることができます。また、露出係数も2段分で、花火撮影で適度なF値で撮影できることも魅力です。
REVERSE 0.6 150mm x 100mm:
https://www.loca.design/product-page/kani-reverse-gnd-0-6-150x100mm
REVERSE 0.6 170mm x 150mm:
https://www.loca.design/product-page/kani-reverse-gnd-0-6-170x150mm