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August 9, 2018

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伊達淳一先生:Premium Soft GNDフィルター、Dual Purpose フィルターの魅力

August 27, 2019

ボクが、本格的にKANIの角型フィルターを使い始めてから約1年が経過した。それまでは別のメーカーの角型フィルターを愛用していたのだが、SNS等でKANIフィルターの評判を耳にし、本当に噂どおりの優れモノかどうかをこの目で確かめてみようと、定番中の定番「SOFT GND 0.9 100x150mm」を購入したのが、KANIフィルターとの初めての出会いだった。  

 

さっそく使ってみてKANIフィルターの素晴らしさにすっかり惚れ込んでしまった…、なんていうのが、一般的な広告企画的なストーリーだが、実際には、個人的に許容できない不満点があったのだ。確かに、色かぶりの少なさとグラデーションのなめらかさという点では評判通りのクォリティなのだが、問題は、反射防止コーティングが弱く、それまで使っているハーフNDフィルターに比べ、ゴーストが目立ちやすいのだ。厳密には、ND部分のコーティングはしっかりマルチコートになっているのに、透明部分はモノコートのように光を強く反射してしまう。

 

おそらく、ND部分と透明部分で色味が変化しないように反射防止コーティングの特性を変えているのかもしれないが、レンズ面の反射が角型フィルターの透明部分の裏面に再反射して、それが運悪く画角内に戻ってくると、フィルター起因のゴーストが発生したり、レンズ前枠の化粧板や鏡筒内の部品の反射が写真に映り込んでしまうのだ。いわゆるフィルターとレンズ面で面間反射を起こしてしまうのだ。  

 

とはいえ、面間反射が起きても画角外に光が逃げて画面に映り込まないレンズもあるし、夜明け前・日没後など、太陽のように強い光源が画面内に入らないシーンであれば、特に大きな問題なく使用できる。ただ、ボクが角型フィルターを使いたいと思うシーンの半分は、画面内に太陽や街灯など強い光源を含むシーンなので、できるだけフィルター起因のゴーストが出にくいというのが、フィルター選びの重要なポイントとなっている。まあ、夜明け前からスタンバって撮影しようという根性がないだけなんだけどね(笑)。

 

■フィルターメーカーによる面間反射の違い ソニーFE24-105mm F4G OSSは、逆光でもゴーストが生じにくいレンズだが、レンズを前から覗き込むと、第2群のレンズを固定する枠が光って見える。フィルターを装着しない場合は、この反射は画角外に逃げていくのでゴーストとしてクッキリと写り込む恐れはないが、フィルターを装着するとレンズ固定枠の反射がフィルター後面に再反射して、特に強い光源が画面中央にある場合には大きなゴーストとなって写り込んでしまう。この例は、わざとゴーストが目立つ位置に太陽を配置して撮影したものなので、上の空が間延びし、こうした構図で撮影する意味のない写真になっているが、もし、上の方にフォトジェニックな雲が焼けていたら、この位置に太陽を入れて撮る可能性は十分にある。残念ながら、従来のKANI SOFT GND 0.9は、太陽を直接画面内に入れた撮影には不向きだった。

 

※下記以降の作例写真等は、すべてJPEG撮って出しで撮影後の画像処理は一切行っていない素の状態です。

 

 

 フィルターなし